不倫の念書を書いても大丈夫?
もくじ
Q不倫がバレて、相手の配偶者から二度と連絡をとらない念書を書けと言われましたが、問題ないでしょうか?
この記事では実際にご相談窓口にいただいたご質問とお答えを紹介しております。同じ疑問を持たれている方はご参考にされてください。
ご相談内容
不倫相手の配偶者から、関係を解消して二度と不倫相手と連絡をとらないように言われています。自分も不倫関係は終わりにしようと思っていますが、同じ社内の同僚のため、全く関わり合いが無いようにするのは難しいです。そのような場合でも念書は書いて問題ないでしょうか?
A念書に書かれている事を実現できるのであれば問題ありませんが、仕事上関わる相手の場合は注意しましょう。
基本的に念書に書かれている事を実現できるのであれば念書に署名をしても問題はありません。
しかし、仕事上の同僚や取引先など、業務上関わることが予想される人が不倫相手の場合は「『業務上やむを得ない場合を除き』接触や連絡をしない」といった内容にした方が無難です。
また、題名では念書となっていても、不倫の慰謝料の支払い金額についての示談内容が取り決められている場合があります。慰謝料の金額について折り合いがついていない状況であれば、そのような内容の念書に署名をしないよう注意しましょう。
接触禁止を約束したら、相手方から来た連絡に対応してはダメ。
念書で不倫相手との関係を絶つことを確約した場合、不倫相手から来た連絡に答えることも禁止されます。相手がかけてきた電話に出てしまい、後日その通話記録から約束に違反したことがバレてペナルティを請求されることもあります。念書には約束を破った場合、違約金を支払うことが含まれている場合がありますので、念書で約束したことは厳守するように心がけましょう。また、念書に記載された内容に不備が無いか、自身の理解に誤りが無いかを確認したい場合には、法律の専門家である弁護士に確認を依頼することもお勧めします。
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