不倫の慰謝料を支払わずに済む方法は？

公開日：2020.08.14 最終更新日：2023.12.13 基礎知識 , 不倫の慰謝料

Q不倫の慰謝料を支払わずに方法があれば教えて下さい。

この記事では実際にご相談窓口にいただいたご質問とお答えを紹介しております。同じ疑問を持たれている方はご参考にされてください。

ご相談内容

不倫相手の配偶者から不倫の慰謝料を請求されています。相手の配偶者も不倫をしていると聞いていたのに納得がいきません。慰謝料の支払いをせずに済む方法はありますか？

A慰謝料の支払い義務が無いとする相応の理由があれば、支払わずに解決できる可能性があります。

不倫が事実の場合、慰謝料の支払いをせずに回避する万能策は無いでしょう。但し、慰謝料の支払い義務が無いという相応の理由があれば、支払い拒否の回答・主張をすることには妥当性があると言えます。このご相談のケースでは、不倫相手の配偶者も不倫をしていた事情があることから、ご相談者様と相手との不倫が開始する前に相手の夫婦関係が破綻しており、慰謝料の支払い義務はないと認められる可能性が考えられます。よって慰謝料を支払う理由がないことを相手に説明することで慰謝料を支払わずに解決できる可能性があります。

慰謝料の支払い義務が無いと言える相応の理由とは？

相手方夫婦の婚姻関係が破綻した後の不倫については慰謝料の支払い義務が無いと考えられています。そのほかにも、不倫の慰謝料の時効が成立している（相手方が不倫の事実を知り、かつ請求対象者の住所や氏名など、請求に必要な情報を知ってから３年以上、もしくは不倫の事実があってから２０年が経過している）場合や、食事に行くような関係でプラトニックな関係だった場合などは、慰謝料の支払い義務が無いと言える相応な理由になるでしょう。

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タグ : 慰謝料請求不貞行為不倫

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