【不倫バレ】不倫相手やその妻・夫から脅迫された!嫌がらせへの対処法
公開日:2019.07.03 不倫の慰謝料
不倫をしている立場、不倫をされている立場、どちらの立場でも相手から嫌がらせを受けることがあります。これは本妻としてのマウンティング、不倫をしている立場であればマーキングとしての嫌がらせや、「早く離婚しろ」という警告がほとんどです。
嫌がらせを受けた場合、あなたはどのような行動をとるべきでしょうか。「嫌がらせ」の行為は犯罪に当たる場合があります。あなたが受けた嫌がらせに対する対処法を中心に解説します。
もくじ
不倫相手やその妻・夫からの嫌がらせ……どうする?
毎日の無言電話、SNSでの個人情報流出や、匿名の誹謗中傷など。このようなことをしている犯人は実は配偶者の浮気相手だったということがよくあります。それとは逆に、浮気相手の配偶者が浮気相手(あなた自身)に対して嫌がらせをしているという事案も少なくありません。単純に子供のいたずらというレベルを超えている場合はもちろん、毎日続く嫌がらせは犯罪になることがあります。
特に「相手と別れろ」と恫喝をすることや、誹謗中傷チラシを投げ込む行為のほか、毎日のように無言電話をかけるということは脅迫や名誉棄損に当たる場合があります。また、嫌がらせが原因で精神的に病んでしまったという場合には傷害罪に当たる事案も見られます。嫌がらせを行った相手へ慰謝料を請求できる可能性も秘めているので、適切に対処しましょう。
嫌がらせされた、どんな対応をとるべき?
まずは、冷静になりましょう。慌てれば相手の思うつぼです。最初にやるべきことは、できるだけ何月何日、何時ころにどのような嫌がらせを受けたのかなどのメモを取りましょう。実際に嫌がらせの手紙や録音、家への落書きなどがあった場合は、日付が残る形で写真などに収めることも重要です。新聞やチラシなど、日付の分かる発行物と一緒に撮影をすると、写真の偽造を行っていない証拠にもなります。
もし慰謝料を請求されたとき、これらの証拠が慰謝料減額への切り札となる場合があります。ときに立腹するような内容の嫌がらせを受けるかもしれませんが、逆上することであなたの立場が悪くなる可能性もあるので注意しましょう。また、信頼できる相手に相談をするなど、あなたにとって味方にできる存在を作っておくことも一案です。この後の項目で「嫌がらせの対処法」について詳しく説明をします。
嫌がらせへのNGな対処法
嫌がらせの対処法として、これはNG!という手段も存在します。
仕返しはしないこと
「やられたらやり返す!」と仕返しをするという手段をとる人もいます。しかし、相手と同じことをやってしまうと、前述したようにそれは犯罪になる可能性があります。気持ちが収まらないこともありますが、まずは我慢しましょう。
自分一人で相手に対峙する
嫌がらせをする相手は、精神的に不安定な状態にあるかもしれません。または、感情的になっているからこそ「嫌がらせ」という行動で自分を正当化させようとしているかもしれません。自分一人で嫌がらせの対処をしようとすると、あなた自身の身に危険が及ぶ可能性があります。もちろんその逆のことも考えられます。また、感情論に移行しやすいため、当人同士の解決は難しいケースといえます。自分一人で嫌がらせの相手と対峙することは避けましょう。
相手の言いなりにならない
相手は、嫌がらせをやめる代わりに金銭を支払うよう要求するというような行動に出るかもしれません。それで嫌がらせから解放されるなら……と相手の要求をのんでしまうことは絶対にしてはいけません。要求がエスカレートする可能性も考えられます。
嫌がらせへの対処法
嫌がらせに対して早期解決につなげたい場合、あなた自身が意識しなければいけないこともあります。
不倫相手と距離を置く
不倫相手の配偶者から嫌がらせを受けている場合、不倫をやめることを視野に入れ不倫相手と距離を置きましょう。もちろん、最善の策は不倫関係をやめることです。不倫相手が配偶者と離婚し、あなたとの再出発を考えている場合、離婚協議などが終了するまでは連絡をとらないことも一案です。
警察に相談をする
直接的な脅迫を受けるようになったなど嫌がらせがエスカレートしてきた場合は、あなた自身に身の危険が及ぶ可能性があります。嫌がらせをする相手がわかっている場合は、警察に相談をすることも一案です。
法律の専門家に相談をする
あなた自身がどんな立場にあっても、嫌がらせを受けている事実は変わりません。もし反撃に出たいのであれば、法律の専門家である弁護士に相談をして嫌がらせをやめてもらえるよう法的手段を視野に入れた行動に出る必要があります。弁護士に相談をすることで、先にも触れましたが、「嫌がらせを受けたことで慰謝料を請求(増額)できる可能性」と「不倫の代償に対して請求された慰謝料を減額できる可能性」の二つの可能性が生まれます。一人で解決するのは難しい問題ですので、早い段階で弁護士に相談をしましょう。
おわりに
不倫をしている側・された側がそれぞれ受ける嫌がらせは執拗で陰湿なものとなるでしょう。場合によっては、嫌がらせは犯罪行為とみなされることがあるので、相手の気持ちも考えることが大切です。嫌がらせ行為一つで、慰謝料請求の話し合いが大きく動くことがあります。嫌がらせを受けている側は、その対処法として弁護士への相談が最善策となるでしょう。

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