不倫慰謝料請求の内容証明が届いた!どう対応するべき?
Q不倫慰謝料請求の内容証明が届いた!どう対応するべき?
この記事では実際にご相談窓口にいただいたご質問とお答えを紹介しております。同じ疑問を持たれている方はご参考にされてください。
ご相談内容
弁護士から内容証明郵便が届き、1週間後までに慰謝料300万円を支払うように書かれていました。支払わなければ裁判を起こすとも書かれていますが、とてもそんな大金は払えません。内容証明で送られているというのはどういう意味がありますか?
A書面に記載されている内容が事実かを確認しましょう。
内容証明郵便は郵送方法の一種に過ぎないため、内容証明に記載されている事項が正しかったり法的な強制力を持つということではなく、記載されている相手方の主張に誤りがあったり事実と異なる点があればそれを指摘する必要があります。
そのため、まずは内容証明に記載されている内容について、以下の点を確認しましょう。
- 正当な理由によって請求されているか確認する
- 事実と異なる点が無いか確認する
- 誇張された表現が無いか確認する
- 慰謝料の金額が不適切に高額すぎないか確認する
これらの点を確認した上で、慰謝料の減額や支払い方法について相手と話し合うことが望ましいと言えます。その上で、相手方に慌てて回答するのではなく、無料相談などを活用しながら具体的な対応についての方針を固めていくことが望ましいかと思います。
慌てて支払いに応じてはいけません!
内容証明に相手方の支払い先が書いてあるからと言って、すぐに支払ったりしないようにしましょう。慰謝料の支払いは、例え相手方との折り合いがついても、支払いの前に必ず合意書などの書面を取り交わしてから支払うようにします。合意書で、これ以上の請求はしないことを約束する文言が無いと、相手方の夫婦が後に離婚して状況が変わった際などに再度請求される可能性もあるため、注意が必要です。
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